GoTranscriptの翻訳サービス使ってみた
先日英語書き起こしサービスを3つ使ってみましたが
そのうちの一つ、GoTranscriptが動画・音声翻訳サービスも提供していて、どんなクオリティで返ってくるのか気になり、使ってみました。
GoTranscript
CaptionとTranslationというサービスがあるのですが、どちらも翻訳をして納品してくれるようで、このような違いがあるようですがどう違って返ってくるのかサンプルも見つからないのでよくわかりません。今回は安いTranslationを使ってみました
物音とかも起こしてくれるのかな?
Captionは、映像を見ることはできても音声を聞くことができない聴覚障がい者のためのものです。ビデオの音声内容、歌の歌詞、「雰囲気」や物語の一部である効果音などを伝えます。
Translationは、音声は聞こえても言葉を理解できない視聴者のためのものです。話し言葉や書き言葉のニュアンスを視聴者の言葉に翻訳するため、より難しいものです。
料金
英→日 納期4-5日 Translation $10/分, Caption $12/分
料金ですが、見たところ日本はじめ似た感じのサービスがないので比べづらいですが
ココナラを見るとその人のバックグラウンドによってバラバラですが、10分5000円~とかが標準でしょうか
というわけで特段安いわけでもないみたいです
依頼
動画の内容
有名なYouTuberのドキュメンタリ調のコント動画で、5分程度の動画です
依頼方法
Translationのページを開き前回とほぼ同様の手順で簡単にできた特に困ることはなかった
10%オフクーポンの適用忘れずに
結果
返却時間は約14時間と早かった
書き起こしが入ってから翻訳がなされるようで、翻訳ファイルが返って来る前に書き起こしがされたファイルがダウンロードできるようになっていた(精度はまあまあ悪かった。書き起こし単体で頼んでたら★2をつけてるレベル)
これを基に翻訳されたら困るなとちょっと心配だったが、翻訳結果は★4と言ったところ。
かなり精度はよかったです。現地の商品名が日本人向けにローカライズされていて工夫がなされていて面白かった。(ピンとは来なかったが)間違っても書き起こしされたものがDeeplにぶっこんでそのまま返却なんてふざけた真似はされた形跡はなかった。
減点理由ですが、不自然な言い回しがところどころに見られたため
恐らく、担当者は英語ネイティブで、日本語が第二言語なのだと思われます
ただ、理解不能というレベルでは全くなく、ドキュメンタリらしい場面にはそれらしい言い回しが、ふざけた場面にはふざけた言い回しがしっかりと使われていて翻訳の結果にも納得できた。
+20%の料金を払うと別の担当者がクオリティチェックを行ってくれるようなので、自身で修正ができないよく知らない言語への翻訳に使う場合はこのオプションをつけたほうがよさそう。
ちょっと不自然さを感じた表現(例)
It has come to the truth → 茶番はここまでだね
soggy cereal → ねばねばのシリアル
他にも語尾や言い回しが文脈に少し違和感のあるものが見られた
HPには
翻訳に関しては、ターゲット言語をネイティブとする翻訳者を選択することが重要です。(…)弊社には、仕事に情熱を傾ける日本人の翻訳者が多数在籍しています。
と書いてあったので日本語ネイティブがやってくれると思ったのですが、多数在籍してるだけで全員ではないんですかね。
書き起こし同様にレビューを付けようかと思ったのですが、できないようになっていた。
クレームがある場合、直接問い合わせないとならないみたい。今回はクレームを入れる感じでもないので良いのですが、万が一ゴミが返ってきたときめんどくさいですね。
Transcription (文字起こし)のオーダー画面
正確さを評価できるようになっている
Translation (翻訳)のオーダー画面
評価はできない